ワールドエース産駒の基本情報(2025.1.15まで)
24年の新種牡馬。同時期デビューのサートゥルナーリの注目度がかなり高く、ナダル産駒が好成績を残しており、やや影が薄めな印象。
ただ、回収率は比較的高く、しっかり走っているので特徴をつかみしっかりと狙っていきたい。
しっかりワールドエース産駒の得意条件を見極めて、馬券に役立てていきましょう!
回収率をベースにワールドエース産駒の特徴をまとめてみました。
本ページでは、ワールドエース産駒の特徴をざっくり掴むため、
大雑把に範囲をくくってデータを載せています。
なお、JRA開催のみのデータになっています。
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正直積極的に狙いたい種牡馬ではありません。
ただ傾向が特徴的な種牡馬なので、データを知って馬券の参考にしたい。
勝率・複勝率・回収率ともに、圧倒的牡馬。
牝馬は勝率1%以下と全く走らない。余程の根拠がない限り、牝馬は消しでよい。
産駒数も一定以上あり、かなり信頼できる消し条件。
年齢に特徴はありません。ただ、古馬になっても成績が下がることはありません。
稍重の回収率が圧倒的に高い。
渋るとよくないが、上り勝負にも向いていないので稍重が良いのか。
他の条件、特に重・不良の単勝回収率がかなり悪く、稍重以外狙う必要はないか。
こう見ると、かなり好走条件は少なそう。
サンプルは少ないが、2400m戦の成績がかなり良い。
ただ、基本的には2300m以上の距離を走る産駒は少ない。
他に特徴はないか。なんとなく、1600,2000mもよく、根幹距離がよさそうか。
東京と阪神外はあっていそう。
勝率・複勝率が他より高く、回収率も一定水準あるのでここら辺が良いか。
王道の種牡馬ではないにもかかわらず、ここらの競馬場で成績が良いのは珍しい。
根幹距離で成績が良いのも、競馬場が関係しているか。
ある程度サンプルがありそうな(目安上位5位)コースをピックしています。
阪神と東京のマイルの回収率が高くなっています。
この2コースは同じマイルでも違う適性が問われる印象ではある。
が、この2コースで成績が良くなっている。
なんとなく、小回り短距離は合わなそう。
中京2000も現状は走らない。
現状成績が悪いのはローカルな競馬場。
200mの距離増減までなら戦えます。
逆に400m以上の距離増減で成績が落ちるので要注意。
これは、好走レンジの狭さなのか、何なのか。
枠順別の成績です。
傾向は分かりません。
2,3枠の複勝回収率は高いが、複勝率があまり高くなく何とも言えない。
1枠の成績が軒並み悪いので、1枠は割り引いて考えたい。
上述の通り、2,3枠の回収率は高いので本質的に内枠がダメということはないか。
馬番別の成績です。
1枠1番の成績が悪いのは、枠と同様の傾向。
また、サンプルが少ないですが17,18番の成績が悪いです。これは全体的にもそうなのであまり気にする必要はないか。
他に特徴はない。
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460~480kg台の回収率がかなり高く、ここら辺がねらい目か。
上りのはやさが足りない産駒なので、体型はスリムなほうが良いか。
520kg以上の超大型馬の成績もよいが、あまり産駒数は多くなくあまり考える必要はなさそう。
体重2桁増の成績がかなり悪くなっている。
2桁増の産駒の成績が悪いことから、あまり馬格の成長余白はなさそうだと推測できる。
他産駒より極端に悪く、極端な体重増加はあまりよくないか。
回収率で特徴的な部分はあまりない。
強いてあげるなら、新馬戦の複勝回収率が高いくらい。
そもそもオープン以上に出走している産駒がかなり少なく、クラスに壁はありそう。
正直、好きなタイプな種牡馬なので大物が出てきてほしい。
あまり特徴はない。
全体傾向と同様で逃げ先行馬の成績が良くなっている。
逃げの複勝率より、先行の複勝率が高くなっているのは珍しい。
33.5s以上のはやい上りを使った馬の回収率が低く、早い上り勝負はやはり苦手か。
33.5~34.5sのレンジの回収率が高く、稍重馬場の回収率が高いのはここら辺が影響しているか。
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ワールドエース産駒は現状奮ってはいない種牡馬。ただ特徴ははっきりしており、下級レースで狙う分には良い種牡馬で、データが知っておきたい。
また、ジュンブロッサムやモンドデラモーレなど、重賞で活躍できそうな産駒も出てきており、今後の産駒の活躍も期待したい。