ハーツクライ産駒の基本情報(2022.12まで)
- 2022年種牡馬リーディング:3位
- 代表産駒(現役):ドウデュース(朝日杯FS,日本ダービー),サリオス(朝日杯FS),ダノンベルーガ(共同通信杯)等
- ネクストヒーロー:ダノンザタイガー,ハーツコンチェルト
長年、上位種牡馬に君臨するハーツクライ。今年も多くの産駒が活躍しました。
数多くの産駒がいるので、ここで特徴を把握して、馬券に役立てていきましょう!!
回収率をベースにハーツクライ産駒の特徴をまとめてみました。
本ページでは、ハーツクライ産駒の特徴をざっくり掴むため、
大雑把に範囲をくくってデータを載せています。
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ハーツクライ産駒の特徴:芝
かなり普通な成績で特徴がありません。
これからの項で深堀っていこうと思います。
性別
勝率・複勝率共に牡馬の方が優秀です。
対して、牝馬の方が若干回収率が高いです。
ただ、どちらも平均的な回収率をしており、期待値が高いとは言えません。
ハーツクライ産駒を性別で振り分けることはできなそうです。
騙馬の回収率が高いですが勝率・複勝率が低く、積極的に狙いたくはありません。
馬齢
晩成傾向という印象が強いハーツクライ産駒ですが、
2歳から若い順に、勝率・複勝率が高いです。
素直に若くて強い馬が走ってきます。
ただ、回収率でみると2歳が低く、5歳がピークになっています。
我々の想像を超えてくるのは、古馬が多そうです。
8歳以上は消しで問題なさそうです。
馬場状態
重馬場までは、勝率・複勝率が変わりません。(不良は落ちる)
ただ、回収率が高いのは重・不良馬場となっています。
特に、勝率・複勝率が高い重馬場が狙い目です。
距離
様々な距離好走馬を出しています、ある程度は距離不問といえそうです。
ただ、極端に長い・短い距離は苦手で
1000mおよび3000m以上は苦手といえそうです。
- 1000m(0-1-1-15)
- 3000m以上(0-1-4-36)
これらの条件は疑ってかかりたいです。
また、1500m戦の単勝回収率は200%を超えています。
札幌芝1500mにハーツクライ産駒が出走してきたときは注目です。
母父
American Post・Sri Pekan・Harlan’s Holidayなどはある程度の出走数かつ、単勝回収率が100%を超えています。
また、
Unbridled’s Songやシンボリクリスエスは100走近く出走数があり、複勝率は40%以上あります。
ここら辺も狙い目かと思いますが、回収率は特別優秀ではありません。
逆に、
パントレセレブル・Intikhab・Machiavellianあたりはほとんど好走がないので注意です。
競馬場
どの競馬場も安定しています。
安定していますが、特別得意にしている競馬場もなさそうです。
札幌・函館の複勝回収率が良く、洋芝との相性は良さそうです。
得意コース
※23.5.28追記
単勝回収率100%以上である程度サンプルがありそうな(目安上位5位)コースをピックしています。
2000m前後のコースに良績が集まります。
小回りの成績もよいですが、東京芝2400mや阪神芝1600mなど直線の長い王道コースでも結果を残しています。
苦手コース
※23.5.28追記
複勝回収率30%以下である程度サンプルがありそうな(目安上位5位)コースをピックしています。
短距離or長距離に苦手コースが集中しています。
これらのコースは産駒数の割には出走数も少ない印象です。
苦手だから出てこないのか、たまたまサンプルが少なく成績が偏ってしまったのか。
距離増減
距離短縮と距離延長で傾向が異なります。
距離短縮は、200mまでなら単勝回収率が100%を超えています。
若干の距離短縮であれば、期待値が高いです。
対して、距離延長は300-600mでの単勝回収率が100%超えています。
枠・馬番
枠順別成績です。
大きく特徴はないですが、5枠以内の方が無難そうです。
17.18番の成績が低くなっています。
また、13番以降の複勝率が若干ですが低くなっており
ハーツクライ産駒は内枠の馬から狙っていきたいです。
クラス
回収率だけで特徴は判断できません。
下のクラスの方が勝率・複勝率が高くなっています。
安定感があるのは、下級レースではないでしょうか。
その中で、新馬戦の単勝回収率が低くなっているのは覚えておいた方が良さそうです。
出走頭数
大きい特徴はなさそうです。
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ハーツクライ産駒の特徴:ダート
芝同様、かなり普通な成績といえそうです。
ただ、芝と異なり消し条件がはっきりとしていそうです。
性別
勝率・複勝率共に牡馬の方が、優秀です。
回収率も若干牡馬の方が優秀です。
馬齢
特別傾向はありませんが、2歳馬の単勝回収率が16%となっています。
芝同様、4.5歳の成績・回収率が安定していそうです。
馬場状態
不良馬場は期待値が低くなっていそうです。
それ以外では、大きな特徴はなさそうです。
距離
芝同様、1000mの勝率・回収率が低くなっています。
また、1600m(東京ダ1600m)の単勝回収率が100%を超えています。
その他にも、1700mの方が成績が良く、2100m(東京ダ2100m)の成績が悪くなっています。
母父
Sligo Bay・Seeking the Gold・キングカメハメハは出走数がそこそこあり、単勝回収率も100%を超えています。
特に、Sligo Bay・Seeking the Goldは複勝率も高く優秀です。
また、Cozzene・Intikhab・ウォーエンブレム等は、まだ馬券内がありません。
競馬場
札幌競馬場の回収率が優秀です。
他にも、中山・小倉競馬場の単勝回収率が100%超えています。
この辺りが、期待値高めといえそうです。
東京・阪神・京都競馬場の勝率・回収率も低くなっています。
大雑把な傾向として知っておいてもよさそうです。
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距離増減
芝と異なり、長めの距離延長は回収率が低いです。
勝率・複勝率も悪くなっています。
300mまでの延長でしたら、戦えそうです。
逆に400mまでの距離短縮の方が期待値が高くなっています。
特に200mの短縮は勝率・複勝率も高く単勝回収率も100%超えています。
枠・馬番
枠順別の成績。
大きな特徴はなさそうですが、内の方が期待値が高くなっていそうです。
大外以外の外枠偶数番(12.14)の回収率が高くなっています。
芝ほど極端に悪い成績ではありませんが、大外15.16番は成績が悪くなっています。
馬体重
馬格がない馬の成績が落ちます。
470kg以上くらいから、成績が上がってきます。
クラス
芝同様、下級レースの方が、勝率・複勝率が安定します。
ただ、回収率は低いので特別買いたい要素ではありません。
また、オープン以上の単勝回収率が100%を超えています。
7.8番人気までは、満遍なく好走しています。
ただ、G1では馬券内がありません。
出走頭数
12頭立て以上で勝率・複勝率が低くなっています。
ただ、それ以上の勝率・複勝率が変わっていないことから、
相対的な期待値は高くなっていそうです。
終わり
ハーツクライはかなり安定した種牡馬なのではないでしょうか。
皆さんの馬券の役に立てたら幸いです。
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