2021年はキタサンブラック産駒が新種牡馬としてデビューしました。
2022年も
サトノダイヤモンド、サトノクラウン、リアルスティール、マインドユアビスケッツなど
注目種牡馬の産駒が多数デビューしています。
これら産駒のデータを振り返って、いち早く新種牡馬の傾向を掴んでいきましょう。
また、シャンハイボビー・デクラレーションオブウォーなど新しく日本で供養された種牡馬のデータも入っています。
なお、使用データは、2022年12.28までのデータです。
まだまだ、サンプルが少ないので参考程度ではありますが、
できるだけサンプル数の多いデータを取り上げていきます。
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2022年新種牡馬・回収率
グレーターロンドン
代表産駒:ロンドンプラン(22’小倉2歳S)
芝
適正距離は1400m以下(特に1200m)になりそうです。
1600m以上でも勝ちはありますが、勝率はよくありません。
また、東京競馬場では(0-1-1-8)となっており、現状では得意とは言えなそうです。
ダート
出走数が少なくよくわかりません。
現状は(2-0-0-3)単勝回収率:1512%になっています。
サトノクラウン
代表産駒:メイショウコギク(22’2歳新馬)
芝
牝馬のベタがでプラスになります。
牡馬もそこそこ走りますが、稼げるのは牝馬でしょう。
現状、戦えるのは新馬・未勝利までですが、新馬戦の回収率も100%を超えています。
ダート
ダートの勝ちは1回もありません。
現状、(0-0-2-29)でダートは買えません。
サトノダイヤモンド
代表産駒:シンリョクカ(22’阪神JF 2着)、ダイヤモンドハンズ(22’札幌2歳S 3着)
芝
芝は積極的に買いたいデータはありません。
傾向として、阪神1600.1800mは複勝率が良く(2-2-2-8)、
直線が長めの1600m以上が好走範囲に落ち着きそうです。
また、サトノダイヤモンド産駒全9勝の内、8勝が10月以降になっています。
ダート
ダートも良くはありません。
牡馬且つ1800m以上のみかろうじて戦えそうです。
シャンハイボビー
代表産駒:アルムエアフォルク(22’2歳未勝利)
芝
1500m以上は(0-0-0-13)です。
好走範囲は1400m以下といえそうです。
勝ち馬が少なく、まだ特徴がつかみきれません。
勝ち馬の2頭はいずれも新馬戦で勝ち上がっています。
ダート
人気馬も穴馬もそこそこ好走しています。
ダートでは注目の種牡馬です。
中距離でも好走はありますが、メインの距離は1200.1400m戦だと思います。
重不良馬場では3出走で複勝率100%になっています。
対して、良馬場も41出走で単勝回収率289%と高い水準で安定しているといえます。
デクラレーションオブウォー
代表産駒:トップナイフ(22’萩S、22’ホープフルS 2着)
芝
現状、芝で買いたい種牡馬です。
はっきりと、牡馬の方が良く、長めの距離の方が良いです。
稍重は複勝率が50%を超えていますが、9頭しか出走していないので、
はっきりと適正はわからないです。
ダート
特別買いたいという成績ではありません。
1800mの成績は(0-1-1-15)となっており、芝と異なり長めの距離は厳しくなっています。
サンプルは少ないですが、東京ダ1600mは得意条件になる予感がします。
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ビーチパトロール
代表産駒:シーウィザード(22’扶養S)
芝
上位人気に推されることがほとんどないので、低勝率です(5-0-3-79)。
基本芝で買いたくないですが、中穴の馬が一定数走っています。
買い条件より、消し条件が見つけやすいです。
- 牝馬(0-0-0-34)
- 東京競馬場(0-0-0-15)
- 新潟競馬場(0-0-1-16)
ここら辺は、消しちゃって良いかもしれません。
ダート
現状、(0-1-0-30)なので消しで問題ないかと思います。
ベストウォーリア
勝ち馬が少ないため、画像無し。
芝
現状(0-0-0-13)です。
ただ、ほとんど穴馬なのでこのデータだけで、買えないとも断定しづらいです。
ダート
ダートも特別買えません(単勝回収率:46%)。
馬券内は1400m以下の短距離によっています。
マインドユアビスケッツ
代表産駒:デルマソトカゲ(22’全日本2歳優駿)、マルカラピッド(22’エーデルワイス賞)
芝
穴馬での激走があるため、回収率ベースでみるとかなり歪んでしまっています。
稍重より馬場が渋ると、11出走で馬券内無し。
1200m以下だと、(0-1-0-13)となっています。
ここから、好走範囲は良馬場且つ1400m以上になりそうです。
ダート
103出走で回収率が100%を超えています。
現状、かなり優秀な種牡馬といえます。
1800m戦は特に優秀な成績といえます。
気になる点としては、馬番1-3番の1着がありません(0-2-1-20)。
内よりの枠に入った時は疑ってかかりたいです。
ミッキーロケット
勝ち馬が少ないので、画像無し。
代表産駒:ジョウショーホープ(22’ひいらぎ賞)
芝
現状、(4-2-6-27)単勝回収率:111%、複勝回収率:83%となっています。
7人気馬も複数回好走しており、現状期待値の高い種牡馬になっていそうです。
特に、未勝利戦が期待値高くなっています。
距離・競馬場等はまだ傾向が使えません(まんべんなく走っている)。
ダート
10出走で馬券内無しです。
ただ、全頭が8人気以下になっています。
リアルスティール
代表産駒:オールパルフェ(22’デイリー杯2歳S)、トーホウガレオン(22’シンザン記念 3着)
芝
一見めちゃくちゃ優秀そうに見えますが、1頭14人気の激走があるため、優秀か否かまだわかりません。
14人気の馬を省くと平均的な成績になるので、保守的に見て平均的な種牡馬と思うのが妥当でしょう。
また、回収率では牝馬の成績が良いですが、安定しているのは牡馬です。
1600m以上と以下で大きく複勝率が異なります。
好走範囲は1600m以上といえるでしょう。
ダート
ダートは買いたい要素はありません。
芝同様、短距離はほとんど来ません。
終わり
ある程度サンプル数があり、傾向がつかめる種牡馬のみピックアップしました。
随時、データを追加していこうかと考えています。
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