本ページではモーリス産駒の特徴を紐解きます。
全体的なモーリス産駒の特徴をザックリ知りたい方はこの記事から
2022年はジェラルディーナがG1を獲得し、ピクシーナイトやジャックドールなども重賞での活躍期待されます。
下のクラスでも多数の好走馬が出ており、
しっかりと買い条件を把握して、モーリス産駒を味方につけていきましょう!
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回収率100%超えデータ:芝
小倉・函館・新潟競馬場の芝新馬戦
モーリス産駒は、ローカル開催の新馬戦にかなり強いです。
特に、小倉競馬場では連対率が40%以上あります。
2020-2022年の小倉競馬場の芝新馬戦の回収率(N =24)
単回:520% 複回:270%
サンプルはやや少なめですが、この条件では毎年安定して走っています。
小倉開催の新馬戦のモーリス産駒は注目です。
また、その他のローカル開催の新馬戦ではかなり走っています。
- 函館(N = 11) 単回:196% 複回:71%
- 新潟(N = 33) 単回:480% 複回:125%
- 福島(N = 8) 単回:35% 複回:364%
ちなみに、中央開催の新馬戦でもそれなりに走りますが、回収率はあまり高くないです。
中山芝2000m以上
クラスに絞らず見ると、中山芝2000m以上のコースに良績が集まっています。
2020-2022年の中山芝2000m以上の回収率(N =75)
単回:85% 複回:110%
単勝回収率は平均的なので、馬券の工夫は必要かもしれません。
さらに絞ると、頭にくるのは馬番1桁以内の馬になっています。
- 馬番(1-9)(N = 49) 単回:131% 複回:108%
- 馬番(10-)(N = 26) 単回:0% 複回:114%
中山芝2000m以上で内に入ったモーリス産駒に注目です。
ただ、新馬戦では現状奮っていないので、それ以外のクラスで買いたいです。
2000m以下の札幌・函館競馬場
新馬戦に限らずモーリス産駒の函館・札幌競馬場の成績はピカイチです。
ただ、2000mよりも長い場合(0-0-0-8)となっており、積極的に狙いたいのは2000m以下です。
2020-2022年の2000m以下の札幌・函館競馬場の回収率(N =152)
単回:173% 複回:101%
かなり走っており、新馬戦以外のクラスでも単勝回収率が100%を超えています。
ただ、中山競馬場の時と同様、外枠は怪しいです。
内に入った方が複勝率が高い傾向にあり、馬番14番より外になった場合(0-0-0-8)となっています。
東京芝2000m
東京芝2000mもモーリス産駒の得意条件といえそうです。
シンプルに好走率が高く、複勝率は50%以上あります。
2020-2022年の東京芝2000mの回収率(N =40)
単回:97% 複回:118%
クラスが上がっても戦えます。
ただ、サンプルは少ないですが牝馬が(0-1-0-4)と現状奮っていないのが気になります。
消しデータ:芝
460kg以下の古馬の芝
モーリス産駒は馬格が大事とはよく聞きますが、年齢重ねるごとに傾向が顕著になります。
古馬になると460kg以下できつくなります。
2020-2022年の460kg以下の古馬の芝の回収率(N =68)
単回:29% 複回:21%
ジェラルディーナがオールカマーを勝ったときも、初めて馬体重が460kgを超えました。
モーリス産駒の馬体重は本格化と関係があるのでしょうか。
オープン以上の阪神芝1600m
オープン以上のクラスになると短い距離から不安定になります。
特に、阪神芝1600mは(0-0-1-13)と悪く買える条件ではありません。
同様に、東京芝1600mも(0-1-0-9)と好走率・回収率が低くなっています。
回収率100%超えデータ:ダート
中山ダ1200m
モーリス産駒のダートは短距離の方が得意そうです。
特に、中山ダ1200mの回収率はとても高いです。
2020-2022年の中山ダ1200mの回収率(N =56)
単回:306% 複回:85%
モーリス産駒の得意条件といえそうです。
ただ、1.2枠の成績が悪く(0-0-1-13)となっています。
内枠は避けた方が良さそうです。
また、
- 小倉ダ1000m(N = 14) 単回:241% 複回:146%
- 東京ダ1400m(N = 32) 単回:206% 複回:104%
も成績が良いです。(これらのコースは1枠でも好走経験あり)
距離短縮の先行馬
モーリス産駒のダートは距離短縮が必勝ローテになっています。
ただ、逃げや後方待機馬の回収率は低く、ある程度好位で競馬してきた馬を狙いたいです。
2020-2022年の距離短縮の先行馬の回収率(N =91)
単回:140% 複回:79%
距離・枠など問わず好走経験があります。
この条件だけで買うのは勇気がいりますが、好走ローテであることは頭に入れておきたいです。
消しデータ:ダート
新潟ダ1200m
短距離は得意な傾向にありますが、この条件だけは走りません。
2020-2022年の新潟ダ1200mの回収率(N =23)
単回:15% 複回:6%
馬券内は1頭のみです。この条件のモーリス産駒は消してしまって問題なさそうです。
ダート1900m以上
ダートは短距離の方が期待値が高く、1900m以上になるとかなり厳しいです。
2020-2022年のダート1900m以上の回収率(N =39)
単回:29% 複回:32%
来ないわけではないですが、期待値はかなり悪いです。
ダートの新馬戦
芝と異なり、ダートでは新馬戦の回収率が低くなっています。
2020-2022年のダートの新馬戦の回収率(N =42)
単回:0% 複回:75%
複勝回収率はそこそこありますが、勝ち上がりは1頭もありません。
また、モーリス産駒はダート良馬場でパフォーマンスを落とす傾向にあり、
新馬戦でもそのような傾向が出ています。
実際に、モーリス産駒のダート良馬場の新馬戦は(0-1-1-31)となっています。
470kg以下の古馬のダート
芝同様、古馬になると小柄の馬は通用しなくなります。
芝よりもやや馬格の基準が厳しく、470kg以下でかなり怪しくなります。
2020-2022年の470kg以下の古馬のダートの回収率(N =30)
単回:0% 複回:90%
頭は狙えません。
また、複勝回収率は90%ありますが馬券内に入ったのは2頭だけで、安定はしていません。
終わり
特に芝は優秀な種牡馬なのではないでしょうか、今後もモーリス産駒の活躍に注目です。
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